＜ 摩周湖 ＞
みどころ・ルート・所要時間・
アクセス・駐車場など

摩周湖は、周囲約20km・最大水深約211mあるカルデラ湖です。湖の大部分は湖面より200m以上ある高い山々に囲まており、湖に注ぐ川も流れ出る川もありません。雨水や雪解け水などが溜まっている湖です。摩周湖の最もたる優れた点は透明度です。過去に41.6mという記録で世界一に輝きました。近年では20m前後で推移していますが、国内で一番の透明度を誇ります。摩周湖は特別な許可無しでは湖に入ることはできません。観光では展望台から楽しむのみですが、摩周ブルーと呼ばれる青く美しい姿が楽しめます。ただし、初夏をはじめ霧の摩周湖と呼ばれるほど霧のかかる日が多いため、その美しい姿を見られるかどうかは運次第です。

摩周はアイヌの人々のあいだでは「キンタンカムイトー」と呼ばれていたようです。キンタンカムイトーはアイヌ語で『山-にいる-神の-湖（"kim-ta an-kamuy-to"／キムタンカムイト）』です。一方、マシュウの語源は、解釈をされた永田氏も疑問を残しつつ『カモメ-そこにいる-湖・沼（"mas-un-to"／マスント・マシウント）』としています。まだ解明されていません。

摩周湖には展望台が三か所あります。第一展望台は、売店やトイレなど設備が整っている観光しやすい展望台です。第三展望台は摩周湖全体が最も見やすい展望台です。裏摩周展望台は、第一・第三とは全く違う角度で楽しめる展望台です。はじめて訪れる方は第一または第三展望台がおすすめです。※第二展望台はありません。